引越しが決まって

まず知りたいことといえば、どれくらいの金額がかかるのか?ということですよね。
引っ越しの料金というのは当然ケースバイケースですので、相場が計れないものですから実際に業者さんに見てもらって見積もりを取るしかないのです。
それはCMでおなじみの大手であるサカイ引越センターや日通でも同じこと。
今あなたはとりあえず耳馴染みのある「引っ越しのサカイ」に連絡して見積もり取ってみようかな。とお考えですか?
もしそうであれば、ものすごく損をするかもしれません。
私はこれまでサカイ引越しセンターを利用して幾度となく引っ越しを繰り返してきましたが、その結果同じ引っ越しのサカイでも引越し時の見積もりの取りかたひとつで対応が全然違ってくるという驚愕の事実に気付いてしまったのです。
Chapter1.サカイ一択だった愛知県内の引越し

私が初めて引っ越しをしたとき、単身引越しでしたがそれなりに荷物量が多かったので業者を使おうと思い、何気なくCMでよく見る「引っ越しのサカイ」をそのまま検索して見積もりをお願いしました。
そう、まさに今あなたがやろうとしていることですよね?
そのときは単身パックで収まる荷物量ではないと言われ、2トントラックを利用したプランになりました。
たしかに私は普通の一人暮らしの人と比べると荷物は多いと思います。
趣味はアナログレコード収集で、4畳半の部屋が埋まるほどの量がありますし、ベッドもこだわりのシモンズのダブルサイズを一人で使っていましたので、まあこれは仕方ないかということで。
ちなみに同一県内の15キロ程度の引っ越しだったのですが、料金は7万円弱でした。
そのときはまあ業者に頼むとそんなものか・・・と思い普通にお支払いです。
のちにこのときの料金がとんでもないボッタクリだったことを痛烈に思い知ることになるのですが、それはまた別のお話。
あ、補足しておくと当時の仕事はフリーターでしたので金銭感覚が一般とズレていたなんてことはないと思います。
むしろワーキングプアの社会的弱者、完全なる負け組でしたね。
Chapter.2 はじめて一括見積もりの存在を知る

時は流れ、愛知県在住のフリーターだった私もようやく職が見つかり、神奈川県に引っ越すことになったのです。
このときは同棲中の彼女と二人での引っ越しでした。
前回のサカイの対応に満足していた私はまたすぐサカイに電話しようと思っていたのですが、彼女が
「ネットで一括見積もりってやつ取ってみれば?比較して安くなったりするみたいだよ」
なんてことをのたまうものですから、実はあまり乗り気でもなかったのですが一括見積もりを申し込んでみることに。
正直嫌々申し込んだんですが、入力項目も少なくて時間もかからなかったのでストレスではありませんでした(今のフォームはさらに入力しやすくなってるみたい)。
申し込み完了すると、即電話が鳴りました。
なんと引越しのサカイからではありませんか。
とにかくなるべく早めに訪問して正確な荷物量を見た上で見積もりを出したいということなので次の休日に合わせて日時を設定しました。
その後しばらくすると立て続けに3件ほどフリーダイヤルから着信が。
全て引越し会社だったのですが、サカイと同様に訪問見積もりをさせてくださいという話でした。
サカイ含めて3社までのアポは同日に入れたのですが、残り1社はめんどくさくなって電話出ず放置してしまいました。
さすがにそんなたくさん相手したくありません・・・。
この電話攻勢を受けてみて気付いたことは、全社しきりに他社の動向をうかがっているということ。
ふむふむ、なるほど。
これはいかに他社より早く訪問して見積もりを出すかという業者間の勝負でもあるのでしょう。
たしかに、まっさらの状態で営業をかけてクロージングまで持ち込みたいというのがセールスの本音でしょう。
ピンときました。
これ、結構値切れるんじゃないの??
さあ、勝負は3日後です。
Chapter.3 訪問見積もり当日 引越し業者営業との死闘、その一部始終

一括見積もり当日、まずは引越しのサカイさん登場です。
挨拶もそこそこに早速うちの荷物量を見てもらい、2トントラック1台で収まりそうな量ということを確認して、早速見積もりがでてきました。
金額は16万円強。
おお、なかなかに高い・・・!
前回同一県内で同じ2トントラックで7万円だったことを伝えると、
サカイ(以下サ):「距離が短いと当然金額はお安くなります。
今回の場合は距離が300キロを超えますし、2日間にわたるお引っ越しとなりますのでこれくらいの金額になってしまうのです。
作業員2名2日間の人件費、移動に伴うガソリン代や高速代などが乗ってきますので。」
私:「へえ〜そうなんですね、わかりました。じゃあ次の会社さんと約束ありますのでまた連絡します!」
と、次の業者さんへのアテ馬になってもらおうと目論んでいたのですが、サカイが粘りを見せてきます。
:「あ、いや、ご希望に沿わないようでしたら精一杯頑張りますのでご希望の条件をおっしゃってください!」
:「いや、希望も何も他の業者さんの話も聞いてみたいし。御社はこの見積もり額なんですよね?」
:「そ、それでしたら12万円ちょうどでやらせていただきます!」
(;・∀・)ハッ? 12万?何それ。
そんないきなり4万も下がるってどういうこと??
・・・ここで私確信しました、前回完全にボッタクられたことに(T-T)
引越し業者が出してくる価格に相場なんてないんです。
だから、最初はかなり高めの見積もりでふっかけておいてそれで決まってくれれば万々歳(前回の私)、渋ってきたりアイミツの客にはとことん値下げで食い下がる!という業界であることにこの瞬間、完全に気付いてしまいました。
「これでノコノコ帰ってしまえば次の業者がこの見積もりより少し下げた金額提示してくるに決まってる!意地でも帰らねえ・・・!」
というのがこの営業さんの心境なのでしょう。
なるほど、お前らの手口はよくわかった!
こうなったら前回分までキッチリ値引きしていただく!!
やられたらやり返す、倍返しだ!(古)
:「あの、12万円でいかがでしょうか・・・?」
ハッと我に返る私。
まずは相手の限界を探ることから始めよう、そこからが勝負だぜサカイ!
:「いやぁ?、実は転職で引っ越すんですが、会社から補助が5万しか出ないんです。だからなるべく安くやってくれるところにお願いしたいんです。」
:「ごっ・・・!5万ですか、それはなかなか、き、厳しいですね。」
本気でヤバイ顔を見せる引越しのサカイ。
5万はさすがに無理な線なのでしょう。
:「私が持っている値引き額ですとこれが限界なのですが、決済権を持っている上司と相談させていただいてよろしいでしょうか?」
:「もちろん、安くなるならどんだけでも相談してくださいよ。」
その場で会社に電話をかけ始めるサカイ氏。
なんだかわかりませんが上司に詰められている模様、怒鳴り声がケータイから響いてきます。
:「はい!いや、ですからこの仕事はぜひやりたいのでお客様のために値引きさせてください!!」
みたいな、なにやらアツイやりとりをしています。
ふーん。
でもどうせこれも演出なんだろな〜と若干冷ややかに見守る私。
もうだまされねえぞコラ、サカイ!
そうこうするうちに3分ほどで電話を切るサカイ氏。
:「上司から10万ちょうどでOKもらました!!いかがでしょうか?」
ほら、予想通りまだ下がる。
:「ありがとうございます、そこまでしてくれたのは本当に嬉しいです。でも、他社さんの話はやっぱり聞いてみたいので・・・。」
:「いや、正直他社さんもさすがにこの金額は無理です!本当に利益度外視なんですよ。なんとか今決めていただけませんか??」
哀願してくるサカイ氏。
確かにそうなのかもしれません。
サカイ引越センターは2014年3月期において日本の引越し業界で売上高&作業件数のダブルNo.1を達成しました。
長年の宿敵、日通を破っての日本一ですからこれは本当に凄いことです。

※画像は公式サイトより
しかし、次の画像に注目してください。

※画像は公式サイトより
「作業件数ではどんどん差が開いています!」と書いてありますね。
作業件数は圧倒的に日本一ですが、売上高ではようやく悲願の日本一達成。
これが意味することは、もうおわかりですね?
圧倒的な値引き率で日本一の座をもぎとったということなのでしょう。
つまり、今回の条件で10万円という金額は相当な値引きをしているはずです。
最初にサカイ氏が言っていたように、荷物量、移動距離、作業員の拘束時間などを考えるととても割に合う金額とは思えません。
俺ならやらねえ、とすら思います(笑)
いや、それでも私は引きませんでした。
今回の戦いは弔い合戦でもあるのです。
:「即決はできません、他の業者さんの話を聞いてからまたご連絡差し上げます。」
:「ま、マジっすか・・・。わかりました、私もこのまま帰ると上司に殺されかねないのでもう一度電話させてもらってもよろしいでしょうか?」
:「はい、どうぞどうぞ。」
:「ちなみに、いくらでしたらこの場で決めていただけますか?5万は絶対無理なんですが、できる限り頑張って交渉しますので!」
:「じゃあ、末広がりの8万かな。」
いやいや、さすがにこれは無理に決まってます。
これ以上下がるとは思えませんでしたが、言うだけタダなので言ってやりました。
:「わ、わかりました・・・。」
暗い表情で携帯電話を持つサカイ氏。
さすがにこれは無理だと踏んでいるのでしょう。
でも頑張ってくれ、上司に怒鳴られるのがキミの仕事だ!
:「あの・・・8万でOKでました!」
:「うっそ、すげぇ!」
この結果にはさすがに驚きました・・・。
いけちゃうんだサカイ。
:「ただ、保険料など諸々合わせて総額のお支払いは85,000円ほどになっちゃいますが大丈夫でしょうか?」
:「いいよいいよ、全然いいです!じゃあもう契約書書いちゃおう。」
こうして私の弔い合戦は完全勝利で幕を閉じました。
それにしても16万が8万になるっていう業界ってどうなの??
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Chapter.4 見積もりを終えて

サカイ氏が帰った後、契約書は交わしたもののアポがあったため他社さんにも見積もりしてもらったのですが、2社ともさすがにその金額では無理!という返事でした。
最初に出てきた見積もりは15万円と21万円。
12万以下では赤字になってしまうのでどう考えても下げられないということでした。
※注:当時は知識がなかったのですが、他社のアポを断れないからという話をすると、サカイ氏が代わりに電話して断ってくれることも多いようです。
上述したグラフにもあるように、サカイ引越センターは値引き合戦になると絶対に引かないという傾向があるため、相見積もりを取らないと損です。
私が実際に経験したように最初の見積もりは必ず高い金額を提示してきますので、ここを打ち破るためには他社さんとの見積もり比較をチラつかせる必要があるのです。
それから覚えておいて欲しいのですが、引越し料金は水モノです。
荷物量、距離、時期によって大きく値段が変わってきます。
ただ、時期に関しては3月と9月の土日を避けるだけでかなり安くなります。
私が引っ越したのは2月上旬の日曜日でしたので、ここまで値引きしてくれた理由は時期にもあったことは間違いないでしょう。
引越しのサカイが最安値でやってくれる可能性が高いことはほぼ間違いないと思いますので、最終的にサカイにすることを決めていたとしても必ず一括見積もりで比較してください。
以上が、私が実体験から学んだ引っ越し料金で損をしない最強の方法です。
最後に今ある有名引っ越し見積もりサイトを紹介しておきますね。
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